ザ・ミュージアム




1月末に閉店した東急本店跡地再開発のためBunkamuraの ザ・ミュージアム , シアターコクーン , ル・シネマ も 4/9までの営業となり、大規模改修工事を経て2027年度に営業再開予定です。

今月初めにザ・ミュージアムに行くと、

本店一階から通じる口はシャッターで閉じられていました。

周りにギャラリーのあるロビーラウンジは賑わっており、

エレベーター横の 掲示は4/9迄のBunkamuraの催し物でした。

 

エスカレーターで、地下にあるザ・ミュージアムの “ マリー・ローランサンとモード ” 展へと向かいます。

 

3/12 (日)までは写真撮影が可能な場所があり、カメラマークの上のOKを見ながら沢山写せました。

“わたしの肖像”と題した、マリー・ローランサンの自画像です。

 

 

今年は、ともに1883年生まれのマリー・ローランサンとココ・シャネルの生誕140年でもあります。

 

1921年作の「マドモアゼル・シャネルの肖像」の説明文には、クスッとしました。

肖像画で人気画家となったローランサンに帽子デザイナーとしても成功したファッションデザイナーのシャネルは肖像画を依頼しますが、この画の描き直しを要求。

ローランサンはそれを受け入れず、シャネルはこの画を受け取りませんでした。

 

日よけ帽, 帽子, 羽根飾りの帽子, 白い羽飾りの黒帽子, 青と黒の帽子と、帽子をかぶった女性の作品も多数。

 

パステル調の淡い色彩で女性達を上品に描いた、マリー・ローランサン。

 

シャネルのデザイナーを長年つとめたカール・ラガーフェルドが

マリー・ローランサンの色彩から着想を得たという、

ピンクとグレーの刺繍が施されたロング・ドレスです。

 

発表された2011年の

春夏オートクチュールコレクションの

模様も、映写されていました。

 

 

ザ・ミュージアムを出たあと

隣接する「ドゥマゴパリ」のテラス席で余韻に浸っていたのも、

今となっては思い出の一つとなってしまいました。

 

 

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4/10以降、オーチャードホール以外の各施設は他の場所に移ります。

  ザ・ミュージアムは  渋谷ヒカリエ内「 9Fヒカリエホール 」など

  シアターコクーンは  東急歌舞伎町タワー内の「 THEATER MILANO-Za 」など

  ル・シネマは     「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」へ

  オーチャードホールは 日曜・祝日中心に現在地で、それ以外は横浜みなとみらいホール・

             めぐろパーシモンホールなども活用されます。

 

2027年に元の場所に帰って来た時の進化を、楽しみにしています。

 

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2023年03月09日