指ぬき


“冷感(クール)タオルで作るマスク”の集まりに、先日参加してきました。

「手縫いをしますので、針・指ぬき・ハサミをお持ち下さい」とあったので、ソーイングボックス(裁縫箱)の奥深くから指ぬきを取り出して持参しました。

30㎝×100㎝のタオルの2/5を使い、一枚の型紙から四つのパーツがカットされていました。中央の鼻の部分を縫い表用とそれより短い裏用の布を中表で縫い合わせ両端を三つ折りのまつり縫いにすると、本体の完成です。タオルの端の部分はゴム紐代わりにカットされていて、耳の外周に合わせて両脇に取り付けます。

 

いざ作業開始となり、針に糸を通すのは難無く出来ました。続いて右手中指に指ぬきを付けようとすると、入らない!

中学・高校時代には重宝して使っていた指ぬきが、小さくなってしまった。いつの間に指がこんなに太くなってしまったのだろうと戸惑っていると、指ぬきは第一関節と第二関節の間にするのよねと知人が助け舟を出してくれました。

 

指輪のように中指の付け根近くまで指ぬきを入れようとしたのですから、無謀としか言いようがありません。

二十代まではミシン使用の洋裁、それ以降はボタン付けか裾まつり位しかしていないので指ぬきとは長年無縁でした。中学校時代の家庭科で指ぬきを器用に使って運針をしていた記憶が、微かに蘇りました。

 

タオル地は肌触りが良くサラサラしていましたが、手縫いには技量が必要のようでした。指ぬきを使い運針の要領で縫えば綺麗に仕上がると、早速挑戦しましたが…。皮の指ぬきの小さな凹みに針の頭を当てるのが殊の外難しく、時間ばかりが経っていきます。結局指ぬきなしの大雑把縫いを、選択していました。幸い縫い目が気にならない、クールマスクが完成しました。水で濡らして絞って使用すると、涼しさが伝わってきます。

指ぬきの出番は殆んどありませんでしたが、裁縫に集中した後は気分がすっきりとしました。可愛らしい指ぬきを使って、ウィズコロナの日常生活に役立つ物をたまに作ってみるのもいいなと感じました。





2020年08月27日