10周年
2時間程時間が空いたので、久しぶりに二子玉川で途中下車しました。
“FUTAKO LOVERS”という文字を、あちこちで見掛けます。2011年3月17日に二子玉川ライズ(RISE)のショッピングセンターやドッグウッドプラザが開業し、10th ANNIVERSARY期間のまさに真っ只中でした。




テラスマーケット中央広場にはキッチンカーが並び、オープンエアで飲食ができます。




近くには子供も大人も楽しめるファミリーレストランがあり、多くの親子が静かに整列して順番を待っていました。
開け放たれたレストランの中から手拍子が聞こえてきました。パチパチ光るスパークリングキャンドルを立てたケーキを、スタッフが運んで行きます。店内のお客様もスタッフ一同も外にいる子供たちも、声を出さずに力一杯手拍子をしていました。
今の大変な時期を安全に楽しむ術を、垣間見たような気がしました。
そのレストランの向かい側にはクリムゾンハウス(Crimson House)ビルがあり、楽天本社が入っています。初めてのRakuten MUSEUMは撮影可だったので、ゆっくりと見て回りました。





一緒に写真が撮れるお買いものパンダのフィギュア・マルチコプター型ドローン「天空」・楽天と関係がある国内外のサッカーチームや東北楽天ゴールデンイーグルスのユニフォーム等が展示されていました。




「AIじゃんけんマシーン」に数回挑戦したのですが、いつも「あなたの負け・・・」。
それもそのはずで、AIの勝率は99.9%なのだそうです。
楽天の歴史を紹介するコーナーでは、モニターに釘付けになってしまいました。
2011年3月11日の東日本大震災から約2年半後に宮城球場(Kスタ宮城)で開催された日本シリーズ第7戦の画像などが、映し出されていたからです。東北地方で初めて行われた日本シリーズ、東北楽天創立9年目で初の日本一、前日投げきった田中将大投手が志願して9回表の登板で優勝、キャッチャーは嶋基宏選手。



10年前の記憶が蘇ってきました。
東日本大震災約1ヶ月半後の2011年4月29日には、初めて仙台で公式戦が行われました。
試合後のセレモニーで嶋選手が被災者に発したメッセージは、今も深く心に刻まれています。
「・・・今この時を、絶対に乗り越えましょう。・・・勝ち抜きましょう。今この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。絶対に見せましょう!東北の底力を!!」
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コロナ禍で中止になっていた観客入りのプロ野球が、 安全対策をとった上でこの3/26に開幕しました。
東京オリンピックの聖火リレーは福島県のJヴィレッジを3/25出発し、東日本大震災で被災した地域を移動しました。7/23の開会式まで121日間をかけて、47都道府県を約1万人のランナーが約200メートルずつ走ります。
賛否両論・先行き不透明な現状ですが、ランナー1人1人の思い・元気・笑顔を全国にリレーしてほしいです。
皆の底力で、この試練の時を乗り越えましょう。
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