線路街
ケイズテラス最寄り駅の駒場東大前は京王井の頭線・渋谷から二駅目ですが、下北沢へも二駅です。
狭い路地に新旧のお店がごちゃごちゃとあり
おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさがあって、
時々ウィンドウショッピングに行っています。
今迄は小田急線より南の地域の飲食店・ブティック・
ペットショップやアンティークショップが、
主な行き先でした。
約2年半前に小田急線の東北沢~世田谷代田間が地下化され、その線路跡地約1.7kmが下北線路街となりました。開かずの踏切として知られていた場所の西側には2年前に屋外スペース“空き地”がオープンし今年3月迄の利用期間でしたが、住民たちの強い希望で期間が延長されました。東側には低層の建物に個店が集まっている“reload”が約2ヶ月前に開業し、小田急線より北の地域への興味も湧いてきて先日立ち寄ってみました。
“空き地”にはキッチンカーエリア・空き地カフェ(キッチン)・飲食エリア・レンタルスペースの芝生エリアやイベントエリアがあり、開放感でいっぱいでした。カラフルで個性的なビ-ズで作るオリジナルアクセサリーショップでは男女の若者たちがトレーに思い思いのビーズを並べていて、センスの良さに感心しました。
“reload”は、ゆったりとした空間とグリーンが気持ちを穏やかにしてくれる場所でした。
イベントスペースにもなるエントランスホール近くには体験型コーヒービーンズストアがあり90年代を感じさせる外観の理髪店も目を引き、期間限定のショップではアロマ関連イベントが行われていました。
まだ約半分のテナントが入っているだけなので中に入ったり外に出たりしてゆっくりと写真を撮っていると、「ゴ~」という音と「ブルーインパルスだ」という声。
咄嗟に空へスマホを向けると、
フレ-ムの中で6機が飛行中。
パラリンピックシンボルマーク(スリーアギトス)の
赤・青・緑のカラースモークが
はっきりと見えました。
一階を一通り見終わってエレベーターで二階へ上がると、5~6人が横一列になって空を見上げていました。気になって足を止めていると、「ゴ~」という音と「来た!」という声。
反射的に空にスマホを向けると、ブルーインパルスでした。その日はパラリンピック開会式当日で、約10分の間にブルーインパルス飛行の往復を見ることができました。
“reload”2階は屋外通路で店舗がつながっていて吹き抜けもあり、テラス席やベンチやグリーンの多さは日常の慌ただしさを忘れさせてくれます。
“reload”東隣のエンタメカフェなどが入る建物は、
来月オープンだそうです。
下北沢で空と風と自然を感じられるようになり
また新しい魅力が加わりました。